セキュリティとサポート体制
イベントでは、個人情報や企業機密などのデータを取り扱う場面が多く見受けられます。そのため、セキュリティ対策とサポート体制が整備されているかを確認することが重要です。本ページでは、それぞれの観点から比較すべきポイントをご紹介します。
機能別システム比較一覧
機能面でシステムを比較する際は、単に「できる・できない」を並べるだけではなく、どの場面で強みが発揮されるのかまで把握しておくことが大切です。ここでは、主要サービスごとに備えている機能をひと目で確認できるように整理しています。導入前に自社の要件と合致しているかを確認する際の指標としてご活用いただけます。
サービス名をクリックすると、各サービスの公式HPに遷移します。
| サービス名 | 運営会社名 | 初期費用 | 決済手数料 | 追加コスト | 対応する決済方法 | セキュリティ基準への対応 | サポート体制 | システムのアップタイム保証 | 無料トライアルの有無 | 導入企業 | 導入社数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| CLOUD PASS | 株式会社ユニエイム |
■有料チケットイベント スタンダードプラン 初期費用:50,000円~ ■フリープラン 初期費用:0円 ■無料チケット(招待制プラン) 初期費用:50,000円~ ※ほか月額費用有り。すべて税不明 |
決済種別ごとに手数料が変化 発券手数料:スタンダードプランなし フリープラン:200円~/枚 参加無料イベント招待制プラン:100円~/枚 ■オプション費用 受付機材レンタル:20,000円~/認証端末1台当たり ※PC・スキャナーを利用の場合は別途お見積もり 発券プリンター:15,000円~/1台あたり 現地立ち合いサポート:40,000円~/1日1名あたり ※遠方は交通宿泊費用発生など ※すべて税不明。 |
■オンライン販売 クレジットカード、コンビニ決済・PayPay、あと払い(Paidy)決済 ■ 券売機 クレジットカード、QRコード決済、電子マネー決済、現金決済 |
× | ○ | × | × | 日本旅行、TUTAYA、島村楽器など | サービス利用件数年間1,500件以上 | |
| ECOS | 株式会社イベントラボ | 「来場者管理機能」の利用料金:システム料金15万円(税不明) | 記載なし | 記載なし | クレジットカード | × | × | × | × | 東京博善、横浜観光コンベンションビューローなど | 記載なし |
| ekaiin.com | ウェルネット株式会社 |
初期費用:0円 月額費用:0円 |
手数料:4.3%+110円(税込) | 締め手数料:330円(決済なしの月は発生しない) |
クレジットカード、コンビニ払い、ネットバンク 支払秘書(自社開発のスマホ決済アプリ) |
× | × | × | × | 足圧ボディケアアカデミー、横浜アスリートクラブなど | 記載なし |
| Event Bundle | 株式会社VividWorks |
Basicプラン:無料 Proプラン:55,000円/1イベント Enterpriseプラン:110,000円/1イベント ※すべて税込 |
決済額×5% |
■イベント情報設定サポート:55,000円(税込)※1イベントにつき ■受付アプリ設定サポート:165,000円(税込) ※端末管理表の作成、スキャナー操作マニュアル作成、操作説明 ※交通費・宿泊費は別途発生。 ■受付設営サポート:110,000円(税込) ※参加者情報の投入、印刷用端末設定 ※受付機材を合わせて発注の場合のみ対応可能。 |
クレジットカード | × | ○ | × | × | 記載なし | 記載なし |
| Event Cloud Mix | 株式会社ティーケーピー |
初期費用:0円 ■月額費用 プランSS:10,780円 プランS:21,780円 プランM:32,780円 プランL:88,000円 ASK:カスタム ※すべて税込み |
記載なし | 記載なし | 記載なし | × | ○ | × | ○ | amazon、ソフトバンクなど | 記載なし |
| EventRegist | イベントレジスト株式会社 |
■パッケージ料金 Basic:無料 Basic+(プラス):110,000円(税込) Premium:ご利用機能・サポートにより変動 Enterprise:要問い合わせ EventRegist Premium:220,000円(税込)~ |
1件あたり決済手数料 3,000円未満:200円 3,000円以上:8% ※税不明 |
Basic:有料イベントはチケット販売額の8% Basic+(プラス):チケット販売手数料の8% Premium:ご利用機能・チケット販売手数料8% Enterprise:要問い合わせ EventRegist Premium:要問い合わせ |
後払い決済 (請求書発行や銀行振込、コンビニ/ATM決済にも対応) |
× | ○ | × | × | ソニー・ミュージックソリューションズ、日本コンベンションサービスなど | 記載なし |
| Flippa | 株式会社ディグラ |
初期費用:0円 月額費用:0円 |
4%(有料イベントのみ) ※コンビニ決済に限り最低手数料が176円(税込) |
発券料:110円(税込)/1枚 ■オプション メール配信(3,000通):750円~ イベント設定おまかせプラン:30,000円 ビデオ収録・写真撮影:50,000円~ イベント告知・ランディングページ制作(A4・2ページ程度):150,000円~ ※税不明 |
クレジットカード(自動発券、手動発券) コンビニ払い(自動発券、手動発券) 銀行振込(手動発券のみ選択可能) 現金(自動発券のみ選択可能) |
× | × | × | × | 記載なし | 記載なし |
| Q-PASS | 株式会社コプロシステム |
基本料金:8万円~ ※税不明 |
記載なし | 記載なし | クレジット、銀行振り込み | × | ○ | × | ○ | POLA、Nikon、関電サービスなど | 400社以上 |
| イーベ! | 株式会社フラッグシステム |
■プレミアムプラン 初期費用:55,000円 月額費用:33,000円 ■エンタープライズプラン 初期費用:110,000円 月額費用:66,000円 ■カスタマイズ 要問合せ ※すべて税込 |
記載なし | 記載なし | クレジット、コンビニ、PayPayなど | ○ | ○ | × | ○ | 星野リゾート、多摩モノレール、学習院大学など | 記載なし |
2024年2月6日時点で「イベント管理システム」でGoogle検索した際に、公式HPが表示されたイベント管理システムのうち、導入実績と費用が記載されている9社を選定。
※調査情報:2024年1月21日時点の情報
利用すべき管理システムは変わる
イベント運営・管理の効率化は、それぞれ必要な機能やサービスがあり、導入すべきシステムも異なります。運営する側の実状に合ったシステムを選定することで、効率的な管理ができるだけでなく、最終的なイベントの盛り上がりにも関わってくるでしょう。
このサイトでは、学校行事、エンタメイベント、企業向けの説明会など、イベントの種類や性質の違いに応じて、より効率化が図れるイベント管理システムを紹介しています。
ぜひシステム選びの参考にしてみてください。
セキュリティ基準への
対応
セキュリティ機能の有無に加え、業界標準のセキュリティ基準への準拠状況を確認することが重要です。以下に代表的な比較ポイントを挙げます。
GDPRやCCPAに
対応しているか
EU一般データ保護規則のGDPRやカリフォルニア州消費者プライバシー法のCCPAは、個人情報の取り扱いに厳格なルールを課しています。
海外でのイベント開催や国際的な参加者の受け入れを想定している場合は、法規制への対応状況を必ず確認しましょう。
データ暗号化への対応
セキュリティ対策の基本となるのが、データ通信の暗号化です。多くのイベント管理システムでは、SSL/TLSによる暗号化が標準で実装されており、外部からの不正アクセスや情報漏えいのリスクを軽減できます。
リスク評価機能の有無
イベント運営に伴うリスクを事前に特定・評価し、対策を講じる仕組みが整っているかも確認しましょう。
SOC2やISO 27001といった認証取得の有無、インシデント対応体制やセキュリティパッチの更新状況なども、重要な比較指標となります。
サポート体制の充実度
セキュリティだけでなく、日常的に利用するうえでのサポート体制の充実も、システム選定において重視すべき項目です。サポートの内容や提供チャネルは運営会社によって異なるため、以下の観点から確認するとよいでしょう。
24時間対応が可能か
グローバル展開を視野に入れたイベントでは、時差を問わず対応可能なサポート体制が求められます。
システム障害や問い合わせへの対応が常時可能かをチェックしておきましょう。
日本語でのサポートに対応しているか
海外製のシステムを導入する場合、日本語対応の有無が運用時の安心感に直結します。
英語対応のみのサポートでは、トラブル発生時の対応に時間を要する可能性があることを想定しましょう。
複数チャネルでのサポート提供
電話・メール・チャットなど、複数の連絡手段に対応しているかどうかを確認しましょう。
FAQページやSNSを活用した情報提供体制の整備も、サポートの質を見極める材料になります。
システムの安定性と
信頼性
運営に支障をきたさないためには、システム自体の稼働安定性と信頼性も重要な選定基準となります。
以下の項目に着目し、導入前に確認しておくことをおすすめします。
SLA(サービスレベル契約)の有無
SLAは、サービス提供者が保証する稼働率や品質基準を明示した契約です。多くのシステムでは、99.9%などの高稼働率を目標に設定しており、ダウンタイムの抑制につながっています。
利用条件や補償内容を事前に確認することが重要です。
障害発生時の復旧対応
万が一の障害発生時に、どれだけ迅速に復旧できるかは、システム信頼性の指標となります。
MTTR(平均復旧時間)やMTBF(平均故障間隔)といった指標が明示されているかも確認しましょう。
定期メンテナンス情報の提供
メンテナンスの事前通知があるかどうかも、運営スケジュールに影響を与える要素です。
影響範囲や実施タイミングが事前に共有される体制が整えられている場合、イベント開催中のトラブル回避につながります。
まとめ
イベント管理システムを導入する際は、セキュリティ対応・サポート体制・システムの安定性という3つの視点から総合的に比較検討することが重要です。
SLAの有無や復旧対応、メンテナンス情報の提供体制などは、実運用に大きく関わる要素となります。イベントの特性や運営方針に応じて、信頼性の高いシステムを選定し、安心・安全な運営体制を構築しましょう。




