このページでは、イベント管理プラットフォームを使ってイベント参加料やチケット代など費用の集金を効率化するポイントを解説します。イベント管理プラットフォームを活用して、より効率的な集金体制を整えたい方は参考にしてください。
有料イベントを開催するにあたって、参加料やチケット代をどのように参加者から徴収するか、集金方法は重要なポイントです。
インターネットを通してオンラインで申込みを完了する場合、同じくインターネットを通して決済するオンライン決済が便利でしょう。
オンライン決済であればイベント当日に現金を集めてチケットを渡す作業が不要になる上、集金した現金を管理するリスクも回避できます。また24時間体制で決済できる手段であれば、利用者の利便性が高まって集客率アップも期待できるでしょう。
複数のオンライン決済に対応しているイベント管理プラットフォームもあり、導入して設定するだけでオンライン決済が利用できます。
どのような決済手段を選択できるかは、イベント管理プラットフォームの機能や種類によって異なります。あらかじめイベント管理プラットフォームで対応できるオンライン決済の内容をチェックしておき、イベント参加者の属性や主な支払方法などを予想して、マッチするものを比較検討しておくと良いでしょう。
集金作業を効率化するために、イベント管理プラットフォームを導入する際の注意点をまとめました。
決済方法が豊富だとより多くの利用者ニーズに応えることができます。
仮に電子マネー決済に対応しているイベント管理プラットフォームだと想定して、利用するためにどのような手続きや手数料が必要になるのかもあらかじめチェックしておきます。
特定の決済方法が追加の有料オプションとして設定されていることもあり、自社に必要な決済手段は何であるのかに検討しておきます。
対応可能なオンライン決済の内容が分かれば、テストとして実際に決済方法を自分で試してみることも大切です。ここで不具合が出れば利用者との取引でリスクが生じるため、安心して利用できる決済とは考えにくくなります。
なお導入可能・利用可能な決済方法が、常に利用者から選ばれる決済方法になるとは限らないため、明らかに使用頻度が低そうな決済方法はないものとして扱うといったことも重要です。
イベント参加をキャンセルする場合、どのタイミングであればどれだけのお金が返金されるのか、きちんと明示しておくことも欠かせません。
例えばチケットの払い戻しや返金がある場合は、それぞれ購入者の口座に入金するために余分な費用がかかります。また事前にキャンセルポリシーを明文化しておかなければ金銭的トラブルへつながりかねません。
イベント管理プラットフォームは便利なツールの一方で、導入に際して費用がかかります。その上オンライン決済では利用する会社やサービスに対して手数料を支払わなければなりません。
そのためイベント管理プラットフォームを導入するにあたって、どれくらいの業務支援効果や経済効果を得られるのか、コストパフォーマンスについてシミュレーションしておくことも重要です。
ここではオンライン決済や集金作業の効率化といった視点から、イベント管理プラットフォームの選び方を解説します。
当然ながら、イベント管理プラットフォームがどのような決済手段に対応しているかは、まずチェックすべき内容です。その上で決済手段の種類が大きいものを優先的にピックアップします。
「クレジットカード決済対応」と書かれていても、イベント管理プラットフォームによって対応可能な「クレジットカード会社(種類)」が異なる点に注意してください。
どのようなオンライン決済の手段であれ、原則として手数料が発生して、イベント主催者側が負担することが一般的です。
そのため手数料の設定が高いイベント管理プラットフォームの場合、オンライン決済をしてもらっても十分なお金を受け取れない可能性があります。
手数料がどの程度になるのかは、イベント管理プラットフォームの比較検討を行う上で大切です。
単に決済手段として便利というだけでなく、そもそもイベント管理プラットフォームに集客力やアピール力といったものが備わっているかも検討する上で重要なポイントです。
どれほど多くの決済手段に対応していても、根本的に利用者が少ないイベント管理プラットフォームであればイベントの成功には繋がりません。様々なプロモーションや積極的なアプローチによって、イベントの知名度を高めて集客力へ繋げられるように、必要な機能を備えているイベント管理プラットフォームを選びましょう。
各種オンライン決済に対応したイベント管理プラットフォームを導入することで、イベント参加料・チケット代の支払いなどの集金をオンラインで完了できるようになります。
イベント管理プラットフォームがどのようなオンライン決済の手段に対応しているのかは、メーカーや製品によって異なるため導入前に比較検討が必要です。
まずは自社のニーズや方向性をまとめた上で、製品ごとに比較するとより効率的にイベント管理プラットフォームを選定できるでしょう。
※2022年7月時点のGoogleで「イベント管理プラットフォーム」と検索して出てきた会社の中から、オンライン・オフラインのハイブリッド開催に対応、高セキュリティなISMS認証に対応している3社を選定。
eventos:イベント管理機能が最多。
ブイキューブ:イベント管理ツールシェアNo.1(2022年8月時点公式HPより)1画面でのブース回遊システムを提供
EventHub:唯一ビジネスマッチングシステムでの商談に対応